2008年10月01日

見上げた空に

わが家で頻繁に話題にのぼる かなりユニークな青年がいました
九州出身の彼は純朴そのものの愛すべきキャラクターで
抱腹絶倒させられるエピソードの数々に
ずいぶん和ませてもらっていました

そんな彼が今年1 月の中頃 突然この世を去りました
21 歳でした

彼とは1度会ったきりでしたが
寝泊りをくり返し 常にいっしょに過ごしていた息子の気持ちを考えると
非常に辛いものがありました
たった1度きり顔を合わせただけの私でしたが
その時見せてくれた彼の笑顔が忘れられません

別離の辛さ ことさら若くして亡くなった者への惜別の想いは
云い尽くせるものではありません

おととい 各務宗太郎君の訃報を知った時から
美姫ちゃんにかける言葉が見当たらないでいます

宗太郎君は消化器官が機能せず食べ物の消化吸収ができない
ヒルシュスプルング病類縁疾患という難病と闘っていました
今年2 月 多臓器移植を受けるために渡米し
術後は食べることが夢だったハンバーガーを口にするなどして
懸命に生きようとしていましたが
9 歳のお誕生日を迎えたばかりの かけがえのない幼い命は
無念にも最期を迎えねばなりませんでした

美姫ちゃんは手紙を送ったり 
直接会いに行き恐竜図鑑や英会話の本をプレゼントしたりと
忙しい身でありながら宗太郎君の「病気と闘い夢を叶える」
「生きることへの挑戦」という切実な想いを励ましていました

自らもスケーターとして闘い続ける美姫ちゃんは
「夢に向かって頑張りましょう」と約束をしていたのだと思います

「宗太郎君の病気は絶対に治る」と信じて疑わなかった一途な想いが
今となっては哀しすぎて  残念でなりません


こんな哀しい結末になるのだったら
宗太郎君のことを知らなければ良かった・・・

と考えてしまえば苦しみから逃れる事はできます
けれどそれでは すべてを否定してしまうことになる
宗太郎君との出会いも 
夢を叶えるために挑戦し続けるという勇気も
かけがえのない命 生きる意味を改めて考えさせられたことも

美姫ちゃんが宗太郎君のことを教えてくれなかったら
知らずに通り過ぎて何も心に響くことさえなかったと思います

美姫ちゃん
慟哭の今から どれだけ時間が経てば
哀しみから立ち直れるのかは判りませんが
涙腺が壊れるほど泣いて 涙をぬぐった瞳で
見上げた空には・・・
美姫ちゃんと心を通い合わせることのできる大切な人達がそこにいます

哀しみと向き合い 心に刻みつけ もがきながらも乗り越えることで
強い心を育むことができます


元気をだして 美姫ちゃん
posted by マキティ at 14:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 安藤美姫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マキティさん、こんばんは。
お久しぶりです。

とても悲しいご経験をされていらっしゃったんですね。
胸がしめつけられるようなお話に、
言葉が見つかりません…。

まさか…
驚きの知らせから数日が過ぎた今も、
混乱と動揺がおさまりません。

大変な様子であることは
そうたろうくんのブログが随時伝えて下さっていたので
ずっと心配はしていましたが…。

どんなときも頑張っている彼の生き方に、
気がつけば、自分の方が力をもらっていました。

たくましい彼に、明るい未来は必ず訪れる…
そう信じて疑っていなかっただけに、
なかなか、現実を受け入れることができません。
自分自身に限れば、
10年前に受けた衝撃が蘇ってしまったかのようです。


一野球選手としてのみならず、
人として大変尊敬している“ゴジ”こと松井秀喜選手。
あの大きな身体、大きな手、大きな心。
できることなら、
そうたろうくんにも、間近で感じて欲しかったです。

そしてもちろん、
華やかで、迫力のある美姫さんのスケートを
誰よりも近くで、楽しんでもらいたかったです。

どんなに苦しくても、
病と正面から闘ったそうたろうくん。
彼から学んだことは、とても大きいものでした。
今、自分が言葉にできるのは、ただ一言。
「そうたろうくん、ありがとう。」


美姫さんにも、
そうたろうくんの知らせはきっと届いているでしょう。

「人生も嬉しい時、悲しい時がある。それをスケートで出したい」

その言葉の通り、
魂のこもった美姫さんの「芸術」が、
“限りなく広がる空に”もうすぐ届くよう、
心から期待し、祈りたい…
そんな気持ちでいっぱいです。
Posted by Larme at 2008年10月01日 22:17
 初めまして。毎回、美姫さんのことをとても愛情深く語っておられるこのブログを楽しく拝見させていただいています。         そうたろう君のことは、ほとんど知らない私でさえ、ショックを受けています。ましてや言葉を交わし、回復を願っていた美姫さんは大きなショックを受けていると思います。たくさん泣いて、泣いて、空から見守っていてくれるそうたろう君のためにも美姫さんに輝いてほしいと、ただ願うばかりです。
Posted by chiapon at 2008年10月01日 23:15
Larme さん こんばんは お久しぶりです

出会いは ときめきや喜びや幸せをもたらしてくれますが
別離は本当に哀しいです
別れがあって そこから学ぶことも たくさんあるかもしれませんが
幼い生命が消えてしまう この度のような別れは
なかなか受け入れられるものではありませんね

・・・残念です

哀しみを乗り越えて 美姫ちゃんに強くなって欲しい
そう願いますが 今はまだまだ そんな状態ではないでしょう・・・
この哀しみから どれだけ時がゆけば
明日に向かう気持ちを とり戻してくれるのかは誰にも判りませんが

「美姫ちゃんは1人ではないから」
これだけは伝えたいですね
Posted by マキティ at 2008年10月02日 19:23
chiapon さん はじめまして
コメントありがとうございます

chiapon さんも 私にしても 全国の皆さん方も
宗太郎君のことを知る人は 
そんなに大勢いたわけではなかったと思います
美姫ちゃんが知らせてくれたことがキッカケで
善意の輪も大きく広がったのではないでしょうか

もっと生きていたいと闘ったからこそ
小さな身体で懸命に挑戦し続けたからこそ
私達の心を揺さぶった・・・
本当に健気に よく頑張ったと思います

美姫ちゃんには 心がおちつきをとり戻すまで 
今はそっとしてさしあげたいと思います
Posted by マキティ at 2008年10月02日 19:53
長い間、ご無沙汰していました。
宗太郎君が亡くなられたという重い事実に,
言葉を失っていました。
やっと心は落ち着き、お母様の腕の中で天国に行き、お星様になられた宗太郎君のご冥福を、心よりお祈りすることが出来るようになりました。
きっと、いつの日か、お母様の下に元気な姿で戻ってこられる日が来ると信じています。
Posted by マコ at 2008年10月11日 17:13
こんにちは

本当に残念な想いが残りました
彼の苦しかった 9 年間を考えても  
天国では その分 誰よりも楽しく過ごしていて欲しいですね

今度生まれてくる時は
健康で丈夫な身体を神様に授けていただけるよう祈ります
Posted by マキティ at 2008年10月12日 12:31
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